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スーツ、ジャケットを中心としたドレスクロージング全般を扱うRING JACKETのofficial movie channel。高品質なメンズクロージングの紹介を中心に様々な情報を発信していく。
今回は、Napoliの風を感じる軽やかなナポリ製タイをお届けいたします。
かなり個性的なキャラクターのマエストロ?!
今回ご紹介させていただくのがこちらに並んでいるリングジャケットナポリのネクタイについてお届けしたいと思います。リングジャケットナポリのネクタイ、ナポリという名前がついている通り、ナポリで作られています。場所はナポリの中心地から少し東、サンジョルジョ・ア・クレマーノというナポリの中でも古い職人たちが集まる街がありましてシャツだったり、ネクタイ、いろんな職人がいるんですが、そういった工房がいくつか残ってる街並みとしてもよく知られています。
あのベスビオ火山とかナポリに行かれた方とか写真とかでも見られた方いらっしゃるかと思うんですが、ナポリ湾があってベスビオ火山があるんですけどの火山の麓の辺りですかね、その辺りでまネクタイを昔ながらのハンドメイドでネクタイを作ってる工房があります。
そこにマエストロと呼ばれている巨匠、フランチェスコさんという方がいるんですが、風貌もなかなかキャラクターが濃そうな方なんですけど、ナポリのネクタイ業界と言いますかナポリだけに限らずイタリア全体でもネクタイ業界を長年やり続けてきた方なので本当にマエストロと呼ばれております。ナポリだけでなく、シルク生地を作る地域があるんですがそこの営業の方とかと話していても「フランチェスコさん元気?」とか「フランチェスコさん今何してる?」とかをよく聞かれるぐらい、皆さんマエストロの同行を気にしているネクタイ業界の人も多いぐらい皆から注目集めてる方がいらっしゃいます。といいますのも、ただ長年ネクタイ業界で携わっているだけではなく、ネクタイの作り方、製法やネクタイの色とか柄に対する思い入れというのも非常に強いマエストロです。
一般的なネクタイメーカーだと用意したネクタイの柄、生地メーカーが用意したものをいくつかネクタイメーカーとしてチョイスしてそれをいわゆるこう企画の方だったり、バイヤーの方にプレゼンテーションして、その中からチョイスするってやり方が一般的ですがこのマエストロがあまり簡単に作ったものをやるのが嫌いと言いますか拘りがありまして、ナポリに行った時も1番アポイントで時間を割かなければいけないというか時間がかかる工房の1つになります。
といいますのも行った時にまずどういったコンセプトで?どういった柄で?どういった色?なぜこの色を選ぶのか?この色に対してこの柄はどういう考え方?だとかそういった話をしていかないと生地を見せてくれないのです。見せてもらった生地をこうしたい、ああしたい、ベースのアーカイブの生地から色々と色を変えたりとか柄をこう変えてという話をマエストロと打ち合せしながらオリジナルの柄色を作っていくんですけどそれも中々一筋縄ではいかないというか、色々なやり取りをしながら出来上がっていくのがリングヂャケットナポリのネクタイになります。
色々なネクタイ専業のシルク生地メーカーがあって、その中からセレクトするだけでも十分いろんなものが出来るんですけどただそれをやるだけではなくその中にどういった想いを込めてやっていくのか、そういったものもマエストロと一緒に話し合いながら出来上がっています。禅問答のような話というか、以前に別の動画でも話しさせていただいたんですが、まずは「ナポリの海を見ろ」「太陽を見ろ」とか「風を感じろ」とか本当にネクタイに関係があるのかな?みたいな話をされるんですが「ナポリの海の色を見たら、次は森の色を組み合わせてネクタイのこの柄にするんだ」とか「この配色を考えるんだ」みたいなまそういったことをすごく時間をかけて作っていくマエストロで、
たまにもう少しコンパクトに進めたいなという時もあって困る時もあるんですが、それぐらい想い入れ持って出来上がるネクタイだからこそ、出来上がった色柄は特別なというかリングヂャケットならではのオリジナルなネクタイの作り方っていうものをやってます。そういったこだわりのあるネクタイを作っているのがリングヂャケットナポリのネクタイの特徴になります。
タイの仕様について
先ほどリングヂャケットナポリならではの製法、仕様のネクタイを作っているとお話しさせていただいたんですけど、どういうことかな?と言いますとネクタイの製法、仕様と言ってもそんなに多くはないというか、どこのブランドどこのネクタイであってもそんなに特別なものっていうのは実はあまりないんですね。大体は大剣裏の裏側が共生地になってるものや裏地なしの仕様のものとあとはセッテピエゲと言われる7つ折りであったり、クワトロピエゲと4つ折りになったり、あとはその大剣幅を少し8.5cmとか太い物からナロータイプで7cm〜7.5cmと細い物、あとはストレートやボトルシェイプというのがあるんですけど、
大体ネクタイの型や仕様があってそれを多少組み合せて作っているのが一般的で、ネクタイのデザインというか形自体がオリジナルっていうのはあんまり見かけないと言いますか逆に聞いたことないと方も多いかなと思います。その中でリングヂャケットナポリは、先ほど申し上げたマエストロと話しながらオリジナルの仕様を作っています。で実はこれ、マエストロの工房に行った時に、古いネクタイを見つけて、マエストロがイタリアのいろんなブランドの仕事を請け負っているというのもあるんですが、昔にフランスの今はなくなってしまったブランドのネクタイを作っていたことがあってそれが少し変わったカッティングをしてたんですね。
こちらを見てもらうと分かるかなと思うのですが、こういう感じでちょっとここ【大剣裏部分】が、微妙にカーブしてるのと左右が少し非対称なバランスになってるんですね。一般的なネクタイだとここが真っすぐ降りてきて正三角形のような形なるんですけど、ここがこういうカーブになってるので一般的にネクタイではないようなカッティングになってます。その昔フランスのブランド用に作られてたカッティングはもう少しここがスクエアというかカクカクとした形で左右アシンメトリーなデザインになっていたんです。
それが少し面白いな、今こういうネクタイを作ってるとこはないなと、リングヂャケットナポリではこういった他にないオリジナリティのあるネクタイをするのがいいんじゃないかと、マエストロと色々お話しさせていただいてる中で、「これいいな、作っていこう。」って形になったんです。昔のフランスのネクタイブランドのネクタイをただ復刻しましたっていうだけでは面白くなかったのでアシンメトリーになりながら端が丸みを帯びたデザインにしリングヂャケットらしい、柔らかさや立体感出すために丸みある形にして仕上げ、幾度も試作を重ね出来上がったのがこちらのネクタイです。これ小剣の方も、カーブしてるんです。
こちら、実はすごく作るのが大変で、カーブしてる部分の留め(カンヌキ)がここまで上がってくるんですけど、カーブ全部は全て生地を曲げながら手で縫製しないといけないので真っすぐ直角にする方が折りたたむだけでいいので簡単で綺麗にしやすいんです。一般的なネクタイは角がスクエアの形ですけど、リングヂャケットナポリのオリジナルネクタイは左右アシンメトリーな形でカーブ部分は手で巻きながら作っていくので、マエストロ曰く、セッテピエゲよりも実はこっちの方が大変なんだと、生地の分量は確かにセッテピエゲの方が多くして作るんですけどあれは生地の分量を多くして折り返して畳む手法なのに対してこっちの方が実は大変だっていう風に言われています。
正直、裏側の仕様で表側から見ると普通のネクタイと変わらないので自己満足といえば自己満足なんですが、やっぱりメンズドレスクロージングに必要な要素として男のこだわりみたいなものが目に見えないところ、裏側に宿ってるっていうのもコアな服好というか好きな人のハートに刺さる仕様ではないかなと思っております。
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